Civ4戦略情報:哲学的超科学都市建設
公開:2006年02月09日CivFanaticsの戦略記事フォーラムから、EverNoob氏によって書かれたThe Philosophical super scientist cityというタイトルの記事を要訳してみます。哲学的 (Philosophical) の特性を生かして、スーパー科学者の専門家によるビーカー生産拠点を作り上げる手順を解説した記事です。
要訳
まず、この戦略には、ストーンヘンジとアレクサンドリア図書館 (Great Library) という2つの大不思議が必要である。ストーンヘンジは森林伐採を使えば簡単に建設できるが、難しいのは、いかにして早期拡張とバランスを取りながら、ほかの文明にさきがけてアレクサンドリア図書館を建設するか──という部分だ。
ストーンヘンジは偉大な預言者の生産に必要となる。預言者は2〜3人が必要だ。ストーンヘンジの良いところは、両方を同じ都市に建設しても、蓄積される偉大な預言者ポイントが決して偉大な科学者ポイントを上回らない──という点にある。というのは、暦 (Calender) の開発により、ストーンヘンジの効果を時代遅れにできるからだ。
ストーンヘンジから最初の偉人まで
さて、ストーンヘンジを首都に建設したとする。(大図書館用に、森林をいくらか残しておくこと!) 首都では、偉大な預言者ポイントがターンごとに 2*2 = 4 ポイント産出される。
最初の預言者は法律 (Code of Laws) の研究に利用する。預言者が産み出すビーカーを法律に差し向けるには、建築 (Masonry) を開発せず、なおかつ、筆記 (Writing) とすべての宗教技術──瞑想 (Meditation)・多神教 (Polyheism)・聖職 (Priesthood)──を開発済みにしておく必要がある。建築を持たないことにより、一神教 (Monotheism) への道が閉ざされ、預言者を法律用のビーカーへ変換できるようになる。預言者が誕生するまでの猶予は25ターンなので、25ターン内に法律への経路が完成できるよう、ストーンヘンジの建設前から準備しておかなくてはならない。
また、それまでに入植者と労働者を生産しておいたほうがよい。早期に筆記を開発して、首都で図書館を伐採急造しておきたいなら、それらの技術をはやめに研究しておくという手もある。ストーンヘンジ建設の主な目的は偉人ポイントのためだが、指導者が創造的 (Creative) でない場合や、神秘主義 (Mysticism) を初期技術に持たない文明でゲームを開始した場合、ストーンヘンジはきわめて有用になるだろう。
法律からアレクサンドリア図書館へ
最初の偉大な預言者は、法律を開発して、儒教 (Confucionism) を創始するために使用する。聖都として首都が選ばれなかった場合は、無料の伝道師 (missionary) を使って、都市に儒教を布教せよ。
次に、寺院を伐採急造して、首都に聖職者 (priest) の専門家を配置する。これにより、都市で産出される偉人ポイントは (2 + 3)* 2 = 10 ポイントとなる。2人目の偉人には200偉人ポイントが必要なので、この20ターンのあいだに文学 (Literature) を研究しておく。
2体目の預言者は、公務員 (Civil Service) の入手に使用する。預言者を公務員用のビーカーに変換するには、やはり建築を開発せずにおく必要がある。公務員を開発したら、官僚制 (Bureaucracy) を採用し、首都で大図書館のための伐採/人口急造に取りかかる。もし、近くに大理石 (marble) があった場合は、ここで建築を開発して、大理石を入手する。このとき、森林伐採は大理石入手の後に実行すること。大理石による生産2倍ボーナスは、森林伐採で入手したハンマーにも適用される。
ストーンヘンジを「切る」
大図書館の建設が終わったら、聖職者の専門家をはずし、かわりに科学者2人を配置する。次のステップは、ストーンヘンジの効果を「切る」ことだ。民族叙事詩 (National Epic) の建設を進めながら、同時に暦の研究をできるかぎりすばやく進める。ストーンヘンジを「切る」のにどのくらい期間が必要だったかにもよるが、おそらく70〜80%の確率で偉大な科学者が誕生するはずだ。
最初の偉大な科学者を使って、首都に学士院 (Academy) を建設する。その後に誕生する偉大な科学者は、すべてスーパー科学者に変換すること。図書館 + 学士院 + 修道院 の効果をあわせると、1体目のスーパー科学者だけで、 6+85% = 11.1 ビーカーと 1 ハンマーを産出できることになる。ストーンヘンジを切ったあとは、ターンごとに45偉人ポイントが産出され、83%の確率で偉大な科学者が誕生する。
教育へ
ここからの部分はもはや時間に追われずに進められる。というのは、この戦略に必要な大不思議は大図書館で終わりだからだ。次の目標は、大学(哲学的なのでコスト 1/2!)とオックスフォードが解禁される教育 (Education) だ。もし、プレイヤーの準備が本当に整っているならば、偉大な科学者1体を使って教育の研究を促進してもよい。
オックスフォードの建設には大学6つが必要なので、プレイヤーの国家には、最低でも都市6つが必要ということになる。大学の建設が終わったら、都市に配置できる科学者の最大数は5体になる。食糧生産の許すかぎり、大量の科学者を配置すること。
憲法と天文学、科学的手法
次に向かうのは、代議制 (Representation) を解禁する憲法 (Constitution) と、天文台 (Observatory) を解禁する天文学 (Astronomy) だ。事ここに至れば、スーパー科学者1体は、最低でも (6 + 3) + 235% = 21.15 のビーカーを産出することになる。ここまで来たら、首都で働いていたふつうの科学者を仕事から外してもかまわない。
科学的手法 (Scientific Method) を開発すると、アレクサンドリア図書館と修道院が時代遅れになるので、研究と偉人ポイントの産出がいくらか鈍化することに注意せよ。ただし、この頃になれば、都市は科学者でいっぱいになっているだろうから、たいして問題にはならない。鈍化を理由にして科学的手法の開発を遅らせないこと。
科学的手法の開発が終わったら、黄金時代を得るために、ほかの種類の偉人の生産を始めてかまわない。
注記
この戦略はひとつの科学重点都市だけを対象としたものなので、ほかの戦略と組み合わせて使用できる。たとえば、ほかの都市では生産や商業を重視してもよい。私自身は、アレキサンダーを指導者に使い、技術と戦争を同調させているので、ほかの都市群では生産を重視する。もちろん、技術一辺倒でこの戦略を進めることもできるが、この場合、大図書館の重要度はさらに上昇する。
ストーンヘンジの代わりにアポロ神殿 (Oracle) を使う手もあるが、私としては、偉大な科学者の入手可能性を上昇させるためという理由で、ストーンヘンジの使用を推奨したい。
また、3人目の偉大な預言者が誕生するまで待ち、預言者を使って聖廟 (holy shrine) を建設して、その後でストーンヘンジの効果を切るという方法もある。3人目の偉人は300偉人ポイントを必要とするが、首都に宗教を2つ布教し、聖職者を2人配置すれば、 (2 + 3 + 3)*2 = 16 偉人ポイント/ターンということになり、最低19ターンで誕生することになる。預言者作成で失った時間は、大図書館の建設時に、一神教で解禁される組織宗教 (Organized Religion) と官僚制を組み合わせることで穴埋めできる。

