Soren Johnson, "Baba Yetu"を収集する
公開:2008年10月25日Sid Meier's Civilization IVのリードデザイナーであるSoren Johnson氏が、自身のブログにて、Civ4のメインテーマであるBaba Yetuが誕生した経緯と、YouTubeに投稿されたさまざまなBaba Yetuのビデオを紹介しています。
- Baba Yetu (DESIGNER NOTES)
説明によると、Soren Johnson氏と作曲家Christopher Tin氏はオックスフォード時代のルームメイトだったそうです。卒業5年を記念した同窓会で再会したとき、一緒に仕事ができたらいいねという話になったのが、そもそもの発端だったとか。
その頃、Civ4のプロトタイプ開発中で、ちょうど良いイントロ用音楽を探していたJohnson氏は、昔、Tin氏からもらったAfter SilenceというCDに目を付けます。このアルバムは、アフリカとアフリカ系アメリカ音楽専門のスタンフォードのアカペラグループ、Talismanによるもので、その中の一曲、Hans Zimmer氏が映画The Power of Oneのために作曲したThe Rainmakerは、氏の思い描くイメージにぴったりとマッチしていました。
早速、TalismanのプロデューサーでもあるTin氏に電子メールで連絡を取ったJohnson氏は、グループとしてサントラを使ってもらいたいのは山々だが、作曲家であるZimmer氏は戦争に関わるゲームにライセンスを出さないことで知られているので、曲を使うのは非常に難しいだろう──との返信を受け取ります。そこで、それではChristopher Tin氏本人にThe Rainmakerにインスパイアされた楽曲を作曲してもらい、Talismanに歌ってもらえば良いのでは、という話になって生まれたのが、スワヒリ語の「主の祈り」にオーケストラ伴奏を加えたBaba Yetuだったというわけ。
Civファンなら誰でもご存じの通り、Baba Yetuの耳に残る特徴的なメロディーは発売後すぐに話題となり、多くのレビューで好意的に言及されました。その後、ビデオゲームの音楽をオーケストラで演奏するVideo Games Liveにおける定番のレパートリーになると、人気はますます向上。いまでは、世界中の合唱グループによるビデオがYouTubeに数多く投稿されるくらい、知名度の高い作品になっています。
ハリウッド・ボウルで開催されたVideo Games Liveより
バレンシア高校合唱部
ヴェリタス高校合唱部
ワース郡R-3合唱団
ヒルクレスト・クリスチャン高
ウェイクフォレスト・ロールスヴィレ高校教員合唱団
スポーカンヴァレー大学付属高
バークレイのアカペラグループ、For Christ's Sake
ホラス・グリーリー高校無伴奏コーラス
スウェーデンのVärmlandskören
ほか、ピアノ版や即興ダンス版、ハーフタイムショー版なども紹介されています。

