ATOK: 辞書ユーティリティで単語を編集できないのはオンメモリ辞書のせい
公開:2009年01月06日ちょっと空いた時間ができたので辞書を掃除しようかと、ATOK for Windowsの「辞書ユーティリティ」を起動。入力間違いがそのまま自動登録されたゴミ単語をマウスで選択して、右クリックメニューから[削除]を選ぼうとしたのだけど、右クリックメニューの項目が、[すべて選択]と[検索]以外、すべてグレイアウトしていて選択できない。よく見ると、ウィンドウ左上のアイコン群もすべてグレイアウトされている。
何でだろうと思って調べてみたら、[ATOKプロパティ]→[辞書・学習]のタブで、[オンメモリ辞書]にチェックを入れていたのが原因だった。
ATOK 2008のヘルプによると、[オンメモリ辞書]は:
辞書の内容をメモリに格納させて、変換速度を速くします。変換のときのハードディスクへのアクセスを抑えることができるので、ノートパソコンのバッテリの消費電力を抑えることができます。ノートパソコンでATOKをお使いの方におすすめの機能です。
という機能。この直前に、へー、変換速度上がるんだー、と軽い気持ちでチェックを入れていたのだけど、辞書をメインメモリに載せるという性質上、辞書ユーティリティの機能が制限されてしまうらしい。
辞書ユーティリティで無効化されていた項目は、[単語登録]・[削除]・[修正]・[コメント編集]の4つ。ただ、オンメモリ辞書を使っている場合、ATOK上でこれらの機能が完全に使用できなくなってしまうわけではなく、ATOKパレットのメニューや、[Ctrl + F7]・[Ctrl + Delete]のショートカットから、単語の登録や削除は可能だった。
[ATOKプロパティ]→[辞書・学習]タブで[オンメモリ辞書]のチェックを外してみたところ、いちど辞書をメモリ上に読み込んだ場合、Windowsを再起動するまでは[オンメモリ辞書]の設定は無効化されないという警告が出た。Windowsを再起動して、もういちど辞書ユーティリティを起動。こんどは問題なく単語を削除・編集できた。
[オンメモリ辞書]を使った場合、確かにディスクのアクセス頻度は減少する印象。ただ、変換速度に関しては、Core 2 Duo T7200 2.0GHz/メモリ3GBという環境で、辞書がオンメモリでない場合でも充分に高速なので、オンメモリにしても大して差は出ないような気がする。
