iPhone 3GSを買ってしまいました
公開:2009年09月05日サマーウォーズを見に行った帰り、新宿のビックカメラにふらっと入ってみたら、品薄という噂を聞いていたiPhone 3GSの32GBモデルが置いてあったので、衝動的に購入しちゃいました。
携帯電話を持つのはこれが初めて。じつは、新宿に行く前から、もしサマーウォーズの出来が良くて、もし途中で見つけたお店に在庫があったら、その時は買っちゃおうかなーと考えていなくもなかったので、買った理由の半分はサマーウォーズです。いや、いちばんの理由は、初めたばかりのTwitterにすっかりはまってしまって、お外でTwitterできたら楽しそうだなー、と考えたからなんですが。
箱開けの儀
まあ理由はともかく、買ってしまったものはしょうがないので、お家に帰っていそいそとMacBookに接続。別にAppleがものすごく好きというわけじゃないはずなのに、いつの間にかお家の中にApple製品が増えている。困ったもんです。
箱を開けてからの触りはじめでいちばん戸惑ったのは、基本的な機能を説明したリーフレット以外に、紙の説明書が付属しない点。じつは、Safariのブックマークに[iPhoneユーザガイド]という項目があって、オンラインでヘルプをチェックできるんだけど、このユーザーガイドの存在に気付くまでに時間がかかりました。半日くらい経ってから、Safariをいじっている途中にようやく気付いたくらい。「ユーザーガイド」がアプリケーションとして独立していて、1ページ目にボタンが配置してあれば、すぐに気付けたと思うんだけど。
iPhoneは直感的か?
森公美子がiPhone 3Gを批判したとき、「iPhoneの操作はすごく直感的なのに」という声が一部から上がったですよね。でも、PCやMacの操作には習熟しているけど、携帯電話に触るのは初めて、という僕が、説明なしでいきなり触ってみた実感としては……少なくとも直感的ではないよね、これは。
マルチタッチスクリーンが可能にした、身体的な動きに感応する操作性は、たしかに進歩的だし、GUIのデザインは美しくて、設計も練られている。いったん操作体系に習熟すれば、今までの携帯電話よりも、身体の延長に近い感覚で使えるのかもしれない。
ただ、じゃあ使ってください、とiPhoneを渡されて、すぐに機能を使いこなせるかは、また別の問題。だって、iPhoneのインタフェイスは、ほとんどがアイコンで、中には、言葉による説明がない、図柄だけの小サイズのアイコンもあるんだもん。平たい画面のどこを触ればいいのか、最初のうちはおっかなびっくりですよ。僕だって、触りはじめてすぐ、一列に並んだアプリケーションのアイコンすべてがぶるぶる震えはじめたときは、どうしたらいいのか分からなかったぞ。
僕はネットで検索できたからなんとかなったけど、デジタルデバイスに不慣れな人だったら、なにこれこわい、って投げ出しても不思議じゃない。いまのiPhoneには、使い始めの人に対する説明とサポートが、明らかに不足している。ユーザーガイドの件もそうだし、ほかにも、たとえば、付属のイヤホンのリモコン部にマイクが付いていることも、どこにも書かれてないよね?
メール設定
日本独自の携帯電話事情が絡んでいるから、iPhone自体に罪は無いのかもしれないけど、メールアドレスが2種類用意されているのにも戸惑った。その2つが、いわゆる携帯メール用のメールアドレス (softbank.ne.jp) と、PC世界でおなじみのふつーのメールアドレス (i.softbank.jp) であることに気付くのにまず時間がかかり、それらのメールアドレスの設定を自分でおこなう必要がある、ということに気付くのにまた時間がかかる――といった具合。いちおう送受信はできるようになったんだけど、正直、自分の今のメール設定が正しいのか、まだ自信が持てない。
携帯電話・メール・アクセスポイントのアカウント名やパスワードの情報は、携帯電話本体に、ソフトバンクからのSMS/MMSという形で届けられる。(Twitterで聞いた話によると、別に書類が用意されるケースもあるそうな) 問題は、実際にパスワード等を入力する際に、これらのメールを参照できないこと。SMS/MMSのメッセージをチェックするには、入力中の設定をキャンセルする必要があるので、暗記するか、別途紙にメモしなきゃいけない。現行のiPhone OSはコピー・ペーストをサポートしているけど、悲しいことに、パスワード類のダイアログはコピペを受け付けないのです。
i.softbank.jpのメールアドレスは、[アカウントの追加...]の[その他]から設定。softbank.ne.jpの方は、[設定]→[SMS/MMS]→[MMSメールアドレス]に追加する……のだと思う。SMS/MMSは携帯電話番号にも紐付けられているので、後者は設定しなくても送受信はできるんだけど。
ただ、SMS/MMSからふつーの世界にメールを送ることもできるし、SMS/MMS用のアドレスにふつーのメールを送ることもできるみたいなので、2つ存在する意味は、携帯の世界に不慣れな僕からするとよくわからんです。メール周りのあれこれは、全体的にエレガントでない感じ。
Wi-Fi
iPhoneのグッドなポイントのひとつが、無線LAN環境があれば、そちらを利用することで、パケットを使用せずにネットに接続できる点。これはかなり良いです! PC/Macと似た感覚で使用できるのが非常に楽しい。処理速度はさすがにPC/Macよりも遅いんだけど、こんなに小さなデバイスがネットに繋がってけなげに働いているんだと考えると、愛おしさすら感じる。
weathernewsのような専用アプリがあるサービスだと、PCのブラウザでWebサイトへ移動するよりも、iPhoneを手に取ってボタンを押す方が、実際の時間はともかく、身体的に「手っ取り早く」感じる。おかげで、ずっとPCの前に座っているのに、チェックしたいことができたら、ついiPhoneの方を手に取ってしまったりする。この感覚は、自分のことながらちょっと面白い。
Wi-Fiのセキュリティは、[なし][WEP][WPA][WPA2][WPAエンタープライズ][WPA2エンタープライズ]. たいていの場合、明示しなくても、ルータに合わせて適切なセキュリティを使ってくれる。IPアドレスは、[DHCP][BootP][静的]から選択可能でした。
カメラ
iPhoneの内蔵カメラは300万画素。解像度は2048x1536. ズームはないけど、画面をタッチすると、その場所にフォーカスが合い、露出とホワイトバランスが自動的に調整されます。シャッターすらタッチスクリーン上の仮想ボタンであるところが、なんかちょっとカルチャーショック。
筐体が丸みを帯びてつるつるしていて、レンズの場所が筐体の隅、おまけにフォーカス合わせや撮影の際に指を動かす必要があるので、撮影の際に手ぶれしやすいのが難点。タッチでフォーカスするのは面白いけど、実用上はどうなのかなー。(ただ、レビューによると、これでも日本製の携帯電話よりずいぶんマシだったりするのだそうな)
マクロ撮影にも対応。論よりなんとかということで、夜に入ってから、蛍光灯の室内で何枚か撮影してみました。
Snow LeopardのDVDとリーフレット。白い部分にフォーカスを合わせたので、全体的に画面が暗くなっています。標準のカメラでは、ホワイトバランスだけをよそから取ったりはできないみたい。
縦位置でサンクスのキャラメルモンブランを撮影。なにせ300万画素なので、1/1だと解像感の無さがばりばりに出ちゃいますが、縮小すればわりと見れます。
小鉢に載せたプチトマト。わりと明るく写りました。



