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あにかん:『ハートキャッチプリキュア!』#28

公開:2010年08月22日
エクセレントモデル ハートキャッチプリキュア! キュアマリンの商品画像

えりか!えりか!な大ドタバタ回。夏休み終了直前に当たる来週ではなく、まだ1週間余裕がある今週にこういう話を流すところに、スタッフの親心を感じる。

子供の怠け心を煽る作戦ってのが、懐かしくも卑近な感じでいいやね。ハートキャッチって、ときどきこういう特撮っぽいノリが混じる。

こういう話を、子供たちが山と積まれた宿題に悪戦苦闘して、「あー夏休みってなんで終わっちゃうのかなー、一年中夏休みだったらいいのに」と小二マインドを爆発させているであろうこの時期に持ってくるところが、リアルタイム性というかライブ感抜群で、モブ的な子供たちが被害者になるところと合わせて、特撮ショーの会場における観客いじりを彷彿とさせるし、「宿題はちゃんとやろうね!」「お菓子だけじゃなくて、ちゃんとごはんを食べないと夏バテしちゃうよ!」みたいなアピールが入るところも似ている。思い返せば、第10話でシフレとコフレが捕らわれた際の取引場所、貯水タンクも、かつての特撮に欠かせない(?)ランドマークだった浄水場を連想させるし。


冒頭からだらけきったえりかの変顔と変声と変アクションが連発されて、まったくもってえりか天国。(……いや、悪魔が天使を負かしたから、えりか地獄?) 図書館のアレは、えりかの変声と空気の読めなさを際立たせていて、非常によろしかったです。

ファッション部の部長という要職にあって、たまに潜在能力の高さを閃かせながらも、必要に応じてこういうだらけきったポジションを取れるのが、えりかの美味しさというもの。前話の寝えりかは、えりかのだらけ性を前もって印象づけながら、今回は寝ちゃったから次回は大活躍するよ的な含みを持たせることで、ダブルミーニングで伏線になっていたと考えるべきか。

それにしても、「夏休みの宿題で大苦戦」というコンセプトで1話作られちゃうんだから、夏休みに昔住んでいた風情ある街を訪れて、幼なじみの男の子から淡い慕情を寄せられたつぼみさんとは、えらい違いではあるわけですが。つぼみさんだって場合によってはしょんぼり眼鏡になっちゃうくせに、こういうときは優等生に収まるんだからずるいや。


ブロッサムの最初のキックから始まって、ブロッサムとサンシャインの連携、鉛筆連続投げ、マリンのピンチを救うサンシャイン――と、戦闘シーンのアクションはメリハリが効いていてよろしげ。デザトリアンの作戦に共鳴したり、夏バテでへたりかけたりと、駄マリンっぷりが非常に楽しく描かれておりました。「そうかなぁ」「つぼみは勉強好きだからいいけどさぁ」とか、ダメな子側の気持ちに寄り添ってるのがいいよね。つぼみも優等生っぷりを見せるだけじゃなくて、故事成語とか使ってるし。

あと、こないだスターチャンネルでトランスフォーマー・リベンジを観たばっかりだったので、えりかの脚に取り付いたミニデザトリアンが、今にもマウンティングを始めそうな気がしてハラハラしたり。


心の種の大量生産に笑っちゃったんだけど、その後コフレがいたくご満悦な様子だったのはどういう訳だろう。やっぱあの行為には、肛門期的な快感があったりするのでしょうか。沢山出したはずなのに、「はー満腹満腹」的な風情だったところも気になる。

ジャンル: まんがかんそうぶん シリーズ: あにめかんそうぶん [ Permalink ][ View Comments ]
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