SW-KVWM4HDCを買いました
公開:2010年11月16日10年くらい前に買ったCoregaのCPU切替器、CG-CKVM4の挙動が、最近おかしくなってきた。切替直後にハングして、キーボード・マウスの入力を受け付けなくなったり、何かの拍子に、左Ctrl + Fは通らないのに右Ctrl + Fは通ったり、逆に、右Ctrl + Bは通らないのに左Ctrl + Bは通ったりという、奇妙な症状に見舞われたり。
前者はマシンをリセットすれば元に戻るし、後者は切替器に接続したすべてのマシンの電源を落とすかスリープさせたまま5秒待って、切替器をリセットすれば元に戻るのだけど、なにしろ発生頻度が高いのが煩わしい。古い切替器だけあって、ディスプレイ出力も今どきアナログVGAなので、騙し騙し使うのも潮時と、ついに観念。新しい切替器を購入した。
KVM4HDCを購入
購入したのはSANWA SUPPLYのKVM CHANGER, SW-KVM4HDC. 最大4台のマシンを接続可能で、USB2.0ハブを2ポート搭載。デュアルリンクDVIと2.1chオーディオ・マイク入力にも対応している。
SW-KVM4HDCは、CoregaのCG-PC4KDLMCAと同じく、KVMチェンジャーの鉄板メーカーATENのCS1784のOEM. どちらの製品でも、CS1784には存在するファームウェアアップグレード用のポートが省かれているが、アップグレードはシリアルポート経由で行わなければならず、今となってはアップグレード用の環境を作るだけで一苦労なので、ほとんど有難みがない。というわけで、Amazonで一番安かったSANWA SUPPLY の製品を購入。
(※1784の後に出た、デュアルリンクDVI非対応のCS1764Aは、USB経由のファームアップグレードに対応している。なんとなく切替器が欲しいけれど、それほど急いではいない人は、気長に待っていれば、そのうちデュアルリンクDVI対応でUSB経由のファームアップが可能なモデルが出るのかも? あるいはDisplayPort対応のモデルとか)
多ボタンマウスの扱いは?
CPU切替器には、別のポートがアクティブである場合でも、接続先のマシンに、キーボードやマウス、モニタが接続されている「ふりをする」機能が備わっている。
その代償として、多ボタンマウスやマルチメディアキーボードでは、一部のボタンやホットキーが使用できなくなる場合があるのだが、KVM4HDCでは、マウスエミュレーションの有無にかかわらず、マイクロソフト Comfort Mouse 4500の多ボタンを利用可能だった。(※マウスもガタが来ていたので、アマゾンさんで一緒に購入しました)
Windows 7の場合、KVM4HDCにComfort Mouse 4500を接続し、KVM4HDCとPCをケーブルで繋いだ状態で初めてマシンを起動したら、自動的にIntellipointのダウンロードとインストールが開始されたし、Mac OS X 10.6.5の場合でも、MSのWebサイトからMac OS用のIntellipointをダウンロードしてインストールするだけで、多ボタン機能を利用できた。
USBハブ切断によるスリープ解除の回避方法
KVM4HDC自体がUSBハブとして動作し、マシンを切り替えるたびに切断・接続される仕様であるため、あるマシンをスリープさせてから別のマシンへ切り替えると、元のマシンが切断を感知して、スリープを自動的に解除してしまう。
最初、マウスエミュレーションの有効・無効を切り替えれば、問題を回避できるのではと考えたが、これは外れだった。エミュレーションがどちらの状態であっても、同じようにスリープが解除される。
だが、幸い、KVM4HDCには、USBハブやオーディオだけを別のポートへ切り替える機能がある。マシンのスリープ前に、USBハブを別のポートへ切り替えてしまえば、ポート切り替えによるスリープ解除を回避できるはずだ。
ただ、ここにもひとつ難点がある。切替器背面のマウス用USBポートにマウスを接続している場合、マウスエミュレーションの有効・無効にかかわらず、USBハブを別のポートへ切り替えた時点で、マウスも一緒に使えなくなってしまうのだ。
しかし、USBハブ切断後であっても、キーボード用USBポートに挿したキーボードは継続して使用できる。つまり、キーボード操作のみでOSをスリープさせてやればいいわけだ。
Windowsなら、[Windows]キーでスタートメニューを呼び出せばいいし、Mac OS Xなら、[Ctrl + F2]でメニューバーに移動できる。その後は矢印キーで移動してスリープを選択すればよい。
手順はこんな感じ:
- スリープしたいマシンをアクティブに
- [Scr Lock][Scr Lock][U][Enter]で、USBハブだけを次のポートへ移動する
- キーボードを使ってOSをスリープさせる
- KVM4HDC本体のボタンを使って、別のポートをアクティブにする
切り替えにKVMチェンジャー本体のボタンを使うのは、スリープ後にキーボードを使うと、それがチェンジャー用の特殊シークエンスであっても、スリープしたマシンが起きてしまうからです。

