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あにかん:『ハートキャッチプリキュア!』#49

公開:2011年01月30日
映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー・・・ですか!?【特装版】 [Blu-ray]の商品画像
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やー、よかったね。ハートキャッチ。とうとう最後まで良いままだった。僕は常々、Yes!プリキュア5こそシリーズ中興の祖だと思ってたんだけど、ハートキャッチは今んとこシリーズ随一の出来じゃないかな。Civで喩えるとCiv4. 歴史的とか記念碑的とか、そういう言い方をしてもいいレベル。

作画が最後まで水準以上のレベルを保ち続けたのも、東映朝アニメとしては出色というべきだけど(最終回におけるつぼみさんのお顔の決まりっぷりときたら!)、やはりハートキャッチは全体の構成が素晴らしかった。そりゃあ細かい不満がないではないけど、従来のプリキュアシリーズでは中盤の恒例行事だった、中だるみの捨て回がほとんど存在しなかったのが、なんといっても凄い。むしろもうちょっと分量が欲しかったくらいだもんね。

そして、来海えりか。この変な声の不思議ないきもの、動かしやすくマルちょんレベルの絵ですら個性を発揮し、コミカルに爆発したかと思えば締めるところはきちっと締め、正義の味方のくせに夏休みの宿題嫌さに学校の破壊を容認し部屋の片付けのために変身するというプリキュア史上他に例を見ない事件を起こした、名サイドキックにして愛すべきコメディリリーフを産み出した功績は、日本アニメ史に刻まれてしかるべきですよ。


しかし…… それにしても恐ろしいのがゆりっぺ周りのフォローのなさ。つぼみの妹はもちろん敵幹部、果てはスナッキーに対してすらフォローが入ったというのに、パパっペとダークさんに関しては一切言及がないという徹底っぷり。

DX3で描かれる可能性だって一応ないわけじゃないけど、DXシリーズは現世代がメインで、先代からのバトンの引き継ぎが描かれるのが基本だから、私生活が描かれるにしても、スイーツ組の日常からプリキュア全員集合の非日常へ、という流れが自然なはずで、そうなると、ある朝どこかへ出かけようといそいそと準備をするゆりっぺの背後にごく当たり前のように新聞をめくるお父さんが、という絵面は望み薄。あり得るとしたら、サブキャラが集合してみんなで光り物を振るシーンで、画面の端っこに映ってるくらいじゃないかな……

ただ、花の都でファッションショーを観ても分かる通り、ハートキャッチのスタッフからは、本編に出ないところも実は詰めてる設定マニア臭がほのかに漂ってるので、望みをかけるとすればそこかなあ、と思ったりですねヽ( ´∀`)ノ

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