Tom's Hardwareに、 GDC 2010, Day 3: Diversity Or Fragmentation?というタイトルの記事が掲載。

GDCの重要トピックを紹介する記事で、ソーシャルネットワークゲームの隆盛や、Sid Meierのキーノートなど、Civシリーズに関連した情報が豊富に登場します。しかし、一番目を引くのは、なんといっても、Civilization VのリードグラフィックデザイナーDan Baker氏が語った、Civ5のグラフィックエンジンに関する情報。


話題は、Core i7-980Xの6コアすべてを有効活用できるという、Creative Assemblyの新作Napoleon: Total Warからスタート。過去のシリーズでは、リアルタイムバトルの最中にズームしても、ユニット全員が同じ動きをロボットのように繰り返すだけだったが、Napoleon: Total Warでは、大量のスレッドが利用可能になったことで、個々のユニットのアニメーションに多彩なバリエーションを付けられるようになった。しかし、ワーテルローの戦い規模の軍勢を真にリアルなスケールで動かすには、まだまだほど遠いレベルにある――という、Creative AssemblyのMike Simpson氏の談話を紹介した後で、いよいよCiv5の話に移ります。


Civ5では、「ユニットは1ヘックスに1体のみ」という制限が導入され、プレイヤーが保有する総ユニット数も以前のシリーズより少なくなることが発表されていますが、だからと言ってグラフィック上の負荷が小さくなるわけではありません。というのは、Civ5のユニットは、それぞれが一定量のヒットポイントをあらわす、大量の人形の分隊から構成されているから。

Baker氏によると、Civ4のグラフィックエンジンは、実際はCPUバウンドだったとのこと。そのせいで、スクリーンに表示されるユニットが100体に近づくと、急激にフレームレートが低下していました。

そこで、Firaxisの開発チームは、古いエンジンを捨て、アーキテクチャの異なるグラフィックエンジンを土台から書き上げることを決心。単にタスクをスレッド化するのではなく、グラフィックエンジン自体を綺麗にスレッド化することに成功しました。

新グラフィックエンジンは、おびただしい数の小規模なジョブを生成するため、マルチコアCPUを効率的に活用できます。これを補助するため、新しいメッセージパッシングアーキテクチャが採用されており、ゲームエンジン本体は、グラフィック用サブシステムとメッセージ経由で通信。メッセージの重み付けや、必要に応じてのシリアル化も可能になっています。

興味深いことに、システムを効率的に動かす上で鍵になったのは、メモリアロケーションを完全に放棄することであったとのこと。このやり方を採用することで、CPUのメモリの待ち時間がずっと少なくなったと言うことです。

また、DirectX11の採用は――たとえDX11対応のハードウェアを使っていない場合であっても――ユーザーに大きな恩恵を与えるとのこと。というのは、DX11ではAPI自体のスレッド化が大きく進んでいるため、DX9やDX10のハードウェア上でも、パフォーマンスが増加するからなのだそうです。

参考

ジャンル: Akihabara, Game, Sid Meier's Game [ Permalink ][ View Comments ]

WePlayCivより。オーストラリアのゲーム雑誌PC PowerPlayに、6ページに及ぶSid Meier's Civilization Vの独占プレビュー記事が掲載されています。

画像(PC PowerPlay誌のカバーイラスト)
画像(ナポレオンも登場)
画像(威厳あふれるモンテズマ。外交の会談画面と思われます)
  • リードデザイナー:Jon Shafer
  • プロデューサー:Dennis Shirk
  • リードアーティスト:Dorian Newcomb
  • リードAIプログラマ−:Ed Beach(ハッブル宇宙望遠鏡のプログラムを手伝ったことのある人物)
  • ……
省略されました・・全てを読むにはここを押してください ジャンル: Sid Meier's Game [ つづきを読む / Permalink ][ View Comments ]

時間ができたら海外ゲームサイトの記事を翻訳しようかなー、と思ってたのですけど、良い記事が出てきたのでリンクを張るだけで。

英語ができる人は、下のムービーや記事もあわせてチェックしておくと良いかもです。


ジャンル: Game, Sid Meier's Game [ Permalink ][ View Comments ]

きょうも海外の雑誌やWebサイトに掲載されたCivilization V関連プレビューとインタビューをまとめて紹介。新情報を抜き出してみます。

Giochi per il mio Computer

イタリアのゲーム雑誌。GDC前、Firaxisが国外プレスを集めて開催したプレビューイベントからの情報が掲載されています。WePlayCivに英語による紹介あり。

  • エリザベスは拡張的
  • 対して、ガンジーは人口の大きな都市の建設に重点を置く
  • Firaxisの部屋に貼られていた大きなポスターには、ローマの軍団兵 (Legions), ペルシャの不死隊 (Immortals), 日本の侍、シャムの象 (Siamese Elephants), オスマンのイェニチェリ (Janissaries), ランツクネヒト (Landsknecht), さまざまな爆撃機、F-22に似た超現代的フォルムの戦闘機、近未来的なユニットの姿が掲載されていた

The Kartel

  • 友好的になった都市国家は、軍事ユニットや食料を贈ってくれる
  • ……
省略されました・・全てを読むにはここを押してください ジャンル: Sid Meier's Game [ つづきを読む / Permalink ][ View Comments ]

タイトル通り、今日もさまざまなゲームサイトに掲載されたCivilization V関連記事を紹介しながら、新情報や興味深い情報をリストアップしてみます。

Kotaku.com

  • Civ5では、道路の実装と表示が、従来シリーズから変更される。マップが道路で埋め尽くされてスパゲッティ状になったりはしないらしい
  • 「道路を意味あるものにしたい」がFiraxisスタッフの考え。どのように変更されるか、具体的には明かされなかったが、道路を、現実世界における高速道路並に、妥当性があって特別に感じられるものにしたい、とのこと

Gamereactor

Civ5のプロデューサーDennis Shirkのビデオインタビュー。

  • Civ5の都市は自分自身を防御する力を持つ
  • 都市が大規模なものであるほど、都市のヒットポイントも増加する
  • 都市の防御力 (defensive strength) は、ユニット1体を都市に駐留させると、さらに向上する
  • 石工術 (Masonry) で解禁される防壁 (City wall) は、Civ5では、周囲2スクエア内にいるユニットを砲撃する能力を持つ
  • ……
省略されました・・全てを読むにはここを押してください ジャンル: Sid Meier's Game [ つづきを読む / Permalink ][ View Comments ]

海外のゲームサイトに、Civilization Vのプレビュー記事が大量掲載されています。順を追って紹介しつつ、新情報を抜き出してみます。

Kotaku.com

  • Firaxisが現時点で想定している最低必要環境は、メモリ256MBのビデオカードデュアルコアプロセッサ。もちろんこれから変更される可能性がある
  • 国境の拡張に関して、"turn after turn"(ターンごとに次々と)という表現が使われている。伸張するスピードは相当に速いのかもしれない
  • 都市は耐久力バーを持ち、反撃能力を持つ
  • 開発陣は、「非軍事的な勝利方法にサプライズがあるだろう」とほのめかしている
  • Mac版は現時点では予定なし。しかし、プロデューサーは、「これまでの所、すべてのCivシリーズが、結局はApple製コンピュータへ移植されている」とコメントしている

Joystiq

  • DirectX11に対応
  • ゲーム内ブラウザからアクセス可能なModデータベースが用意される
  • ブラウザはWebページも表示できる。ゲーム内からフォーラムを閲覧できるどころか、FacebookでCivilization Networkをプレイできるとか
  • ……
省略されました・・全てを読むにはここを押してください ジャンル: Sid Meier's Game [ つづきを読む / Permalink ][ View Comments ]

Civilization IVのリードデザイナーSoren Johnsonが、Serious Games Summitで講演。"Theme is not Meaning"と題したキーノートで、ゲームの力学とテーマ――つまり、ゲームのルールと、その上を覆う皮膚の違いについて語りました。

ゲームの意味は、ゲームのテーマよりも、ゲームの力学から発生するものだ――というのが、Soren Johnsonの主張。彼は、例として、古典的なボードゲームRiskDiplomacyを挙げ、両者が、テーマは同じくしているものの、力学が異なる(※Diplomacyは同時進行型でランダム性がない。Riskはターン制でランダム性がある)がゆえに、非常に異なる意味を持っていると説明しました。

氏の言葉を借りると、「Riskは危機に関するゲームであり、Diplomacyは外交に関するゲームだ」 また、その主張に則ると、「スーパーマリオブラザーズは配管工のゲームではなくタイミングのゲームであり、Peggleはユニコーンのゲームではなくカオス理論のゲームである。Battlefield 2Left 4 Deadは、両方ともチームワークのゲームだが、テーマが非常に異なる」ことになるそうです……

省略されました・・全てを読むにはここを押してください ジャンル: Game, Sid Meier's Game, SimCity & Spore シリーズ: Civilization IV/Civ4情報, Spore/スポア情報 [ つづきを読む / Permalink ][ View Comments ]

Eurogamer, "Civilization V"インタビュー

公開:2010年03月09日

さきほどのプレビュー記事に続いて、EurogamerにリードデザイナーJon ShaferとプロデューサーDennis Shirkのインタビュー記事が掲載されました。話題はもちろん、Firaxisの最新作Civilization Vに関して。

画像(Civ5のプロデューサーDennis Shirk. 背後のスクリーンにCiv5のインタフェイスが!)

注目なのは、記事に掲載されたプロデューサーDennis Shirkの顔写真。背後のディスプレイに、Civ5のゲーム画面が表示されています。

要点抜粋

  • Civ5にもシヴィロペディアが存在する
  • 地理による地形グラフィックの変化は、配置される文明とは必ずしも関連しない
  • ……
省略されました・・全てを読むにはここを押してください ジャンル: Sid Meier's Game [ つづきを読む / Permalink ][ View Comments ]

Eurogamerにも、Civilization Vのプレビュー記事が掲載されました。

新情報は少数。たいして中身がないわりに過剰に装飾された、すごく面倒くさいタイプの文章なので、読むのはあまりお薦めしません。

  • タイルの拡張は1度に1つずつだが、全体的な拡張速度は、以前のシリーズとほとんど変わりないという
  • Civ5の戦争は、前線 (frontlines) の背後に距離ユニットを控えながら、地形を生かして戦うものになる
  • 征服勝利のほかに、技術勝利や文化勝利なども用意される
  • 研究協定では、協定相手と同じ分野を研究する必要はない
  • 非常に使いやすいマップエディタが付属
  • Modブラウザとインストーラがメニューシステムに埋め込まれている
  • ブラウザを使わずに、Modを手動インストールすることも可能
  • 特性 (flavors) の種類は、攻勢 (offence), 守勢 (defence), 偵察 (recon), 軍事教練 (military training) など。好きなユニット、好きな勝利条件、好きな成長方法、好きな資源などが設定されており、偉人や文化遺産の生産を好む指導者もいる
  • よく使うユニットアクションは大きなアイコンで表示され、たまにしか使わないアクションはサブメニューに隠されている

参考

ジャンル: Sid Meier's Game [ Permalink ][ View Comments ]

先週の予告通り、IGN.comにCivilization Vの詳細なプレビュー記事が掲載されました。全部でなんと3ページ! 新情報がてんこ盛りです。ギャラリーにも新スクリーンショットが追加あり。

以下、興味深い部分を箇条書きにして翻訳。重要な新情報は強調表示してあります。

画像(Civ5のスクリーンショット)

導入

  • IGN.comの記者がプレビューしたのは、アルファ版到達前のバージョン
  • ゲームを易しくすることと、プレイし易くすることの間には明確な差がある。Firaxisは、ファンが期待する深みを維持することに心を砕いている
  • 宗教やスパイ任務のシステムは削除されているが、PC版の低レベル版にすぎなかったCivilization Revolutionのような愚は犯していない
  • Civ5におけるアクセス性とは、ゲームの複雑な要素を理解しやすく、そして操作しやすくすることである。切り詰めでなく利便性の問題であり、その意味では、CivRevはCiv5に良い影響をあたえたと言える
  • ……
省略されました・・全てを読むにはここを押してください ジャンル: Sid Meier's Game [ つづきを読む / Permalink ][ View Comments ]

ゲームサイトIGN.comに、Civilization Vのプレビュー記事が掲載されました。

ネットのゲームサイトにCiv5のプレビューが掲載されたのは、今回が初めて。IGNでは、さらに、「ゲームの具体的な機能を詳しく解説したプレビューを、来週公開する予定」としています。

画像(栄華を極めた大都市イスタンブール。予告ムービーからの抜粋と見られる)

抜粋

  • Civ5のリードデザイナーはJon Shafer, プロデューサーはDennis Shirk
  • Jon Shaferは、もともとCivコミュニティでModを作成していた人物
  • ヘックスタイルの採用により、地形がより自然に見えるようになった。移動システムもより明瞭になり、スクエアタイルで発生していた、縦横と対角線方向で移動距離が異なるという問題も解決される
  • ……
省略されました・・全てを読むにはここを押してください ジャンル: Sid Meier's Game [ つづきを読む / Permalink ][ View Comments ]

欧州雑誌のCiv5プレビュー攻勢、第2弾

公開:2010年03月04日

欧州のゲーム雑誌に掲載されたCivilization Vのプレビューまとめ記事第2弾。CivFanaticsの(さっきとは別の)スレッドに投稿された情報を翻訳してみます。

スウェーデン版PC Gamerに掲載された情報

(※「欧州のゲーム雑誌にCiv5の情報が掲載」で紹介した記事の、別バージョンの翻訳です)

スタッフ

現在、Civ5に携わるスタッフは50人程度。開発が始まってからすでに2年以上が経過しており、最終フェーズに近づきつつある。

Sid Meierかく語りき

Sid MeierはCiv5について次のように語っている:

「Civilizationを改良する新しい方法を見つけながら、ゲームをハマリ度が高い楽しいものに保つことを第一とするのは、いつだって挑戦だ。これまでずっと、我々の哲学は、プレイヤーの声に耳を傾け、Modコミュニティの動向に従って、それを我々自身のアイディアと組み合わせることだった。コンソール版やFacebook版のCivilizationも制作されてはいるが、Civilization 5こそが、シリーズの根本にして神髄への帰還である」

ヘキサゴン

ゲームはヘキサゴンを使う新エンジンを採用……

省略されました・・全てを読むにはここを押してください ジャンル: Sid Meier's Game [ つづきを読む / Permalink ][ View Comments ]

Take-Twoが2010年度第1四半期の決算を発表。Borderlands, NBA 2K10, Grand Theft Auto IV, Grand Theft Auto: Episodes from Liberty City, Carnival Gamesといった作品の売り上げが予想を上回り、損失が縮小中であることをアナウンスしました。

プレスリリースでは、人気作品の続編BioShock2のセールスが順調であることから、4〜6月期はさらなる回復が見込めることがアピールされているのですが、その中に、Civファンにとって気になるこんな一節が。

-- L.A. Noire, Mafia II, Max Payne 3 and Sid Meier's Civilization V are all planned for release in the fourth fiscal quarter; however, the Company's fiscal year 2010 guidance reflects the potential movement of one of these titles into fiscal 2011.

L.A. Noire, Mafia II, Max Payne 3, Sid Meier's Civilization Vは、すべて今年度第4四半期のリリースが計画されている。しかし、当社の2010財政年度のガイドラインは、これらの作品のうちひとつが、2011財政年度に移行する可能性を反映したものである」

アナウンスが四半期終了直前だったことや、新作ゲームアナウンス直後の恒例行事であるプレス攻勢がかからないことから考えても、Civ5のアナウンスに、株価回復を目的とした飛ばし的な思惑が含まれていたことは確実……

省略されました・・全てを読むにはここを押してください ジャンル: Game, Sid Meier's Game [ つづきを読む / Permalink ][ View Comments ]

欧州のゲーム雑誌にCiv5の情報が掲載

公開:2010年03月04日

シリーズが伝統的に高い人気を誇るせいなのか、Civilization Vの情報は、どうやらFiraxis本家本元の北米より、欧州地域の方が先行している模様。

3月2日に発売された雑誌PC Gamerスウェーデン版や、ドイツの雑誌Computer Bild Spieleに、Civ5のプレビュー記事が掲載。CivFanaticsのフォーラムにまとめが投稿されてます。

スウェーデン版PC Gamerからの情報

  • Civ4のデザイン方針はリアルで没個性的だったが、Civ5ではメニューから建築デザインに至るまで、アール・デコ調で統一される
  • ゲームエンジンは完全新作。前作のエンジンは引き継がれていない
  • 戦闘象30体を1タイルにスタックできた前作とは異なり、1タイルに配置できるユニットは1体のみ。野外だけでなく、都市でも同じである。この変更により、戦争はより戦略的かつ広範囲なものになる。敵首都と隣接する丘の間だけで繰り広げられていた戦争は終わった
  • すべての距離ユニット(カタパルト・弓兵・マスケット兵など)は、1タイル離れた場所にあるなにかを攻撃する能力を持つ
  • ……
省略されました・・全てを読むにはここを押してください ジャンル: Sid Meier's Game [ つづきを読む / Permalink ][ View Comments ]

"Civilization V"の予告ムービーが公開

公開:2010年02月26日

YouTubeにて、Civilization Vの予告ムービーが公開されています。ゲームサイトIGNが投稿したもの。

HD版が視聴可能。グラフィックの美麗さ・詳細さがCiv4とは段違いで、まさに新しいレベルへ進化していることがうかがわれます。

ムービーに登場するのは、建設中の大ピラミッドや、荒海を航海するヴァイキング、栄華を極めた大都市イスタンブール、原始的な谷間の集落など。炎上する城へ続く木橋の上を足軽が駆け抜け、夕日を背に侍が斬り合う場面も出てきます。

ジャンル: Sid Meier's Game [ Permalink ][ View Comments ]
次の15件を見る