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Civ4戦略情報:皇帝レベル以降の宗教

公開:2006年03月20日

CivFanaticsのCiv4戦略記事フォーラムに、matlz氏がReligions in Emperor and above - observations and thoughtsというタイトルの記事を投稿しています。皇帝レベル以降での宗教の取り扱いについて考察した記事です。

要訳

まずはじめに、我々は皆、高レベルでは宗教を自力で創始するのがほとんど不可能に近いことを知っている。というのは、AIは研究その他におおきなアドバンテージを持っており、この効果はとくに序盤に顕著だからだ。高難易度における外交は、自由主義 (Liberalism) による信教の自由 (free religion) が全文明で採用されるまで、突出したいくつかの宗教間における争いに集約されてしまう。宗教を外交にうまく活用できたら、どんな勝利条件を狙っている場合でもおおいに役に立つだろう。

以下は、皇帝レベル以降でプレイした際(マップ形式はテラまたは単一大陸)に観察したAIのふるまいの考察である。

  1. AIの迅速な道路建設と宣教師の生産により、通常、仏教ヒンズー教が──ほかの宗教が創始もされないうちから──世界の2大宗教になる。

    たいてい、早期の拡張は、強力な仏教とヒンズー教の隣人に出会ったところで終わることになる。そこで、この2宗教のどちらかを国教に選び、良い友人と交易相手をつくっておいて、もう一方の側へ向かって拡張すべきなのは明白となる。

    キュロス、イザベラ、マンサ・ムサのような宗教的指導者では、宗教による態度ボーナスは +8 まで到達する。宗教同盟を締結する場合、異教徒に積極的に戦争を仕掛けるという点で、イザベラはとくに良い同盟相手だ。逆に、マンサ・ムサは、高価な技術をいくつも交換条件にしない限り、参戦に同意しない。

  2. 平和時には、AIは、国教が布教された都市での25%建設速度ボーナスを得るために、つねに「組織宗教」("Organized Religion") を採用する。この公民はたしかに非常に優れているうえに、解禁条件である一神教 (Monotheism) は取引で簡単に入手できる。
  3. ときおり、ひとつの宗教があまりにも素早く拡散しすぎて、世界中のすべての文明が同じ宗教の兄弟姉妹になることがある。この場合、AI文明はみな仲良しになり、しかもAI‐AI間のほうがAI‐プレイヤー間よりもずっと仲良くなる。ただし、この状態が永遠に続くわけではない。下の項目を見よ。
  4. AIは自分が創始した宗教に改宗する傾向があるが、通常、同じ宗教に属するほかの文明と戦争をはじめるまでは、国際的な時流に従う。このふるまいは非常に重要である。というのは、攻撃を仕掛けた場合、その文明と同じ宗教を国教にするすべての文明から「貴国は我が国の友人に宣戦した」の -1 ペナルティを受けることになるが、相手が国教を変更したあとならペナルティを受ける心配がないからだ。

    戦争に破れ、聖都を失ったAIは、ふたたび周囲に合わせた国教に戻ろうとするだろう。だが、時すでに遅しだ。

  5. 同じ宗教に属する指導者同士はずっと仲が良いのが普通だが、指導者が拡張志向で、かつその文明が技術で遅れを取っている場合には、古代でも指導者を買収して同じ宗教の同胞に牙を剥かせることが可能である。例としては:
    • アステカのモンテズマ
    • モンゴルのチンギス・ハン
    • ギリシャのアレキサンダー
    • イギリスのビクトリア
    • 日本の徳川

    はこれらの行動をとりやすい。

    これらの指導者の存在は何を意味するのか? 文明全員が友人同士であっても、世界大戦の火種をまけるということだ。指導者のなかには自国の創始した宗教に改宗する者もいるので、どこかの誰かさんがこっそり争いの種をまくチャンスはますます増加することになる。

  6. 平和を愛好する指導者は、信仰を同じくする文明への攻撃を極度に毛嫌いする。これはつまり、周囲にいるのが平和愛好家だけであるならば、平時に軍隊を生産する必要がないことを意味する。また、こちらが隣国を攻撃した場合でも、別の国にうしろから襲われる心配もない。平和愛好家はどちらを助けるべきか選択できないからだ。
  7. (モンテズマやアレキサンダーのような)戦争愛好家の指導者が複数存在する場合、重要なのは、彼らをゲーム初期から自分以外の文明に噛みつかせておくことだ。彼らが参戦を請うてくるのを待て。ただし、たとえ関係が良好であっても、ほかに戦争中の相手がいない場合、戦争愛好家はプレイヤーに宣戦してくることがある。
  8. たとえ最先端の技術と引き替えにしてでも、可能ならばいつでもAIを買収して戦争に引きずり込め。1回の宣戦行為につき永遠に -3 の関係ペナルティがつくので、敵の敵がつねに存在することを保証できる。敵はこちらにばかりかまけていられなくなるし、敵が疲弊したところで攻撃をかけることも可能になる。

    しかし、買収のためには、まずAI文明を技術で上回る必要がある。このためにはまず大規模で肥沃な領土を掴む必要があるし、はやめに経済を立ち上げる必要がある。

  9. まだ戦争の準備ができていない時に、第1位または(自分が1位の場合は)第2位の文明と同盟を結ぶのは悪いアイディアではない。ただし、可能なかぎりすみやかに、誰かほかの文明を買収して同盟相手にぶつけること。同盟相手は「貴国は我が国に対する戦争同盟を画策した!」の -1 ペナルティをつけるだろうが、国教が同じであれば友好的なままでいてくれる。
  10. プレイヤーの指導者が創造的 (Creative) である場合、ゲーム初期においては、国教の制定を遅らせて、国教以外の宗教に属する首都以外の都市の国境がレベル2に拡大するまで待ったほうが得策かもしれない。

    国教なしの場合:

    • 宗教の聖都: 5文化/ターン
    • 宗教が布教された都市: 1文化/ターン、上のボーナスと累加する

    国境ありの場合:

    • 国教の聖都: 5文化/ターン
    • 国教以外の聖都:効果なし
    • 国教に属する都市:1文化/ターン + 1幸福度
    • 国教以外の宗教に属する都市:効果なし
ジャンル: Sid Meier's Game シリーズ: Civilization IV/Civ4情報, Civ4戦略情報 [ Permalink ][ View Comments ]
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