Bethesdaは「次の大作」を制作中――しかし、TES5にあらず
公開:2009年08月16日 最終更新:2009年08月18日Bethesda Softworksのエグゼクティブディレクター、Todd Howard氏が、QuakeCon 2009で講演。Bethesdaが「次の大作」の制作に取りかかっていることを明かしました。
- QuakeCon 2009: Todd Howard keynote highlights (Big Download)
しかし、Howard氏は、「現時点では、The Elder Scrolls Vの計画はない」とも発言。新作がTES5ではないかという憶測を打ち砕きました。噂されるThe Elder ScrollsベースのMMOに関しては、「常にチャンスはある」と返答しましたが、あくまで冗談めかしたニュアンスだったとか。
そのほかの情報:
- Fallout 3のDLCは、Bethesda作のものに関しては制作終了。Bethesda内部で新しいDLCは開発されていない
- 来年発売予定であるサードパーティー開発のタイトル、Fallout: New Vegasに関しては新情報なし
- Fallout 3では、実際に作成されたコードのうち、約半分が、「面白くない」という理由で、製品版から削除されたのだとか
BethesdaがQuakeConの「TESVはない」発言に対する誤解を釈明
先週、海外の一部ゲームサイトが、「Behtesda Softworksの重役Todd Howard氏が、QuakeConの講演で、『TESVを制作する計画はない』と発言した」と報じて、ファンの間に混乱を招いた騒動の続報。Bethesda Softworksの社員が、IGN.com上に開設されたほうの公式ブログにて、「それはToddの実際の発言とは異なる」として、発言の真意を説明しています。
要点抜粋
TESV
- Todd Howardは、「TESVを制作する計画はない」とは発言していない。それは、彼の発言に対する第三者の解釈である
- QuakeConで、「TESVはいつ出るの?」と質問されたときに彼が言ったのは、「近い将来に、新しいElder Scrolls作品が出るとは期待しないでほしい」("Don't look for a new Elder Scrolls game in the near future") だった
- 彼は、同時に、このシリーズは我々にとって極めて重要であり、シリーズは必ず継続されるだろうとも発言した
- 彼は、ただ、「いつ」に関する情報を明かさなかっただけであり、これは、シリーズの動向に注意を払ってきた人々にとって、なんら目新しいことではない。我々は、ほかのElder Scrolls作品を制作すると、これまでも繰り返し発言してきた
- Oblivionは大成功をおさめたタイトルであり、その前のMorrowindも同じだ。これだけ言えば十分だろう
次の大作
- Bethesda Game Studiosは、次の大作へ向けて懸命に作業を続けている
- この作品について語る準備はまだ整っていない。これは我々の常だが、語るときには、素晴らしいものをお見せしたい
- 我々は、憶測を認めたり、否定したり、コメントするつもりはない。あるいは、何に関することであれ、ヒントを出すつもりもない。我々のファンであれば、我々がその手の行為に絶対に手を染めないことを、よく知っているはずだ
- Elder Scrolls MMOに関して、Toddがジョークめかして「可能性はある」と答えたのは事実。しかし、明確にしておくと、Toddと彼のチームは、どんなシリーズであれ、絶対にMMOを作成しない
- Matt Firor率いる、ZeniMax Online Studiosという別の部門があり、彼らはMMO作品1作を制作している
- 彼らは、制作中の作品に関して、まだ何も語っていない
- 彼らの準備が整ったらお知らせしよう。それまでは、我々がヒントや憶測を出すことはない
……ということで、Bethesda恒例の秘密主義に馴染みのなかった人が先走ってしまった、というのが真相だったみたい。
Todd氏の発言のなかでは、「次の大作」がThe Elder Scrolls Vである可能性は決して否定されておらず(もちろん、肯定もされていないけど)、「次の大作」がいつ出るかも不明のまま。この大作が「近い将来」にリリースされないと仮定した場合、「近い将来に、新しいElder Scrolls作品が出るとは期待しないでほしい」という発言と、まったく矛盾しないことになります。
実際のところ、現時点で確実に言えるのは、
- Bethesdaは「次の大作」の開発を進めている
- 「次の大作」が何であるか、いつリリースされるのかはまったくの不明。TESVである可能性もあるし、TESVでない可能性もある
の2点のみ。我々は、いくら真相が知りたくても、秘密主義のBethesdaが重い口を開く気になるまで、やきもきしながら待つしかないみたいです。
